卓越した専門知識
息子のローラン・プティの勧めにより、ローズ・レペットはパリ・オペラ座のすぐ近くにある工房で最初のバレエシューズを製作しました。
マダム・レペットが初の広告キャンペーンを開始しました。
ブリジット・バルドーからの依頼を受け、ローズ・レペットは「サンドリオン」をデザイン。バルドーはこのバレリーナをロジェ・ヴァディム監督による映画「素直な悪女」の劇中で身に着け、一躍スターダムに。サンドリオンはバルドーにとって特別な存在となりました。
ローズ・レペットは、パリのラ・ぺ通り22番地に初のブティックをオープンします。ここは、世界のプリマバレリーナたちが集まる場所となり、ベジャール、ヌレエフ、バリシニコフ、キャロリン・カールソン、キーロフ・バレエ団(現マリインスキー・バレエ団)(フォリー・ベルジェ―ルにて)などが、全てレペットからダンスシューズや衣装を調達しています。
レオノール・フィニがレペットのロゴをデザイン。
事業拡大を目指して、ローズ・レペットはフランスのドルドーニュ地方サンメダール・デクシドゥイユに工場を設立します。
現在でも、ポワントシューズやバレリーナシューズは、高い技術を駆使して有名な「ステッチ アンド リターン」で製造されています。
セルジュ・ゲンズブールは、義理の娘であるジジ・ジャンメールのためにローズ・レペットが製作した「ZIZI」というシューズモデルに魅了されました。そして、彼はブランドのアンバサダーとなりました。
ブランドに新しい風を吹きこみ再生させるという野望を持って、ジャン=マルク・ゴーシェがレペット社の社長に就任しました。
イッセイ・ミヤケとのコラボレーションシューズを発売。
ヨウジ・ヤマモトとのコラボレーションシューズを発売。
コム・デ・ギャルソンとのコラボレーションシューズを発売。
ドルドーニュの工場では、「ステッチ アンド リターン」製法によって製造された100万足目のバレリーナシューズの達成を祝いました。
また、レペットは革新的なバレエシューズの開発を目指し、フランスのコンピエーニュ工科大学とのパートナーシップを締結しました。
カール・ラガーフェルドとのコラボレーションシューズを発売。
アトリエレペットをスタート。
この特別なサービスでは、唯一無二のオリジナルバレリーナを作ることができ、すべての女性にチャンスを提供しています。各バレリーナは、職人の想いを大切にした独自の伝統的な方法で、一つ一つ丁寧に作られています。
大きな需要、特に日本や韓国市場からの要望に応えるため、レペットはサンメダール・デクシドゥイユの工場を3,000平方メートル拡張し、年間50万足のバレリーナシューズを生産できる体制を整えました。
レペットは2012年にフランス南部にトレーニングスクールを開校しました。
ワークショップの全従業員と、新たに150人の皮革職人を育成する目的です。6か月間の研修を通じて、独自の「ステッチ アンド リターン」製法を学び、バレリーナシューズを作るノウハウを習得することができます。
レペットは初の香水を発売しました。
この香水は、バレリーナの優雅さ、軽やかさ、そして女性らしさをほのかに感じさせる、梨と桜、バラとオレンジブロッサム、バニラとアンバーボードの繊細なブレンドで作られました。
2014年には、オードパルファムをリリース。
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